幕見の予定が出遅れて結局一等席
うわ、前の人で札止めされたw
— あるえ@チェダー (@aruekk) 2016年7月18日
さよなら、流星。阿弖流為見ます。
— あるえ@チェダー (@aruekk) 2016年7月18日
うーん、でも、阿弖流為は頑張れば会社帰りに見れるけど、流星はラストチャンス…次の幕で並ぶ…?どうしよ…
— あるえ@チェダー (@aruekk) 2016年7月18日
結局、こうなりました。全部、夏のせいだ。 pic.twitter.com/ZhJJ9booix
— あるえ@チェダー (@aruekk) 2016年7月18日
煌めく季節の中で 君(歌舞伎座)がもっと眩しく見えるよ♪
— あるえ@チェダー (@aruekk) 2016年7月18日
理性狂いそう(狂った) 太陽のせいさ♪
我慢できないよ 太陽のせいさ♪
華麗なる出費の急上昇。今日のテーマソングは、A.B.C-Zの「Attraction!」です。
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万博の頃に初演された「柳影澤蛍火 柳澤騒動」は、とにかく出世にこだわる男の物語。現代にも通じるテーマ。色々と考えさせられた後に「流星」の華やかな舞踊でさっぱりとして劇場を後にするスタイルでした。
柳影澤蛍火
けんけんこと尾上右近演じるおさめに注目して見ていました。
お金はなくても、愛する人といられればそれで幸せと言う、おさめ。このとき、歳は20いってないくらいかしら。公家に仕えていた頃、裕福でも幸せそうには見えない人達を見てきたのです。市川海老蔵さんが演じる弥太郎へのさりげないボディタッチがかわいい!本当に、幸せそうでした。
しかし、弥太郎の出世への執着が故に翻弄されていきます。弥太郎はどんどん出世し、名前も綱吉から一字いただいて吉保となりました。「女は生臭いから嫌い」などと言う綱吉に跡継ぎを産ませたいと桂昌院に相談された吉保は、おさめを男装させて綱吉のお手つきにさせようとします。小姓に扮しても、かわいいおさめちゃん。思わず「歌舞伎役者のような真似事」と発言…歌舞伎はメタ発言も素直に笑えるからいいね!ものによっては冷めちゃうんだけど、そもそも歌舞伎自体がメタ的要素を楽しむものだからね。
おさめが出発する前に、二人で杯を交わします。「祝言の盃みたいね」「これが終わったら来年は祝言をあげよう」何も知らずに喜ぶおさめちゃん。胸が張り裂けそうになりました。もう会えなくなるかもしれないおさめをこっそりと見送る吉保。さすがの目力。出世のために他の男の元にやったけど、おさめへの愛は本物なんですね。ここから、吉保の出世欲がますます暴走します。
大奥に入ってからは「おさめの方」がしっくりくるようになっていて、切なかった。自分と吉保の子供を、吉綱の子供として産んで、育てていくことになるのです。「さめはいなくなりました。別のさめになりました」うぅ…泣ける…
口から血を流して「昔のさめと一緒に死んでください」と言って、子供が綱吉との子供であることを暴露するおさめ。死んでいく姿も綺麗だった。男の出世に翻弄される様が痛々しく、だからこそ女としてのプライドだったり情だったり、現代の女性とはちょっと違った女性の強さを感じました。桂昌院(中村東蔵さん。人間国宝!おめでとうございます!)も八百屋の娘から将軍の母という立場までのし上がったし、女には女の出世があるのです。
例の籠のシーンも井戸のシーンも、とってもシリアス。稽古のエピソードが頭をよぎったけど、笑えない!
あと、花道の出がふすまだったので、ちゃりん!が聞こえなくて少し寂しかったなぁ。
流星
流星の頭の上に乗っかっている銀色の球が、星の象徴だそうです。こんな簪つけてみて、流星気分になってみようかな。
お面って表情変わらないはずなんだけど、お面にも表情があるように見えて、ちょっとしたホラー。踊りが上手い人って、怖いわね。4人の演じ分けもお見事だったし、素足が色っぽくてかわいかった。
ふんわりしたけんけんときりっとしたみっさまと、にっこにこなよだいめ…眼福でした。
素敵なお買いもの
歌舞伎座地下の木挽町広場にある簪屋さんで、発見!ちょっと形は違うけど、シシィっぽくなれるよ(´∇`)
— あるえ@せいせいするほど、歌舞伎沼 (@aruekk) 2016年7月18日
エリザベートにつけていこうかな。ここまで真似はしないけど。笑 pic.twitter.com/K29IXDHFUs
ちょっと形は違うけど、シシィスターに似た形の髪飾り。後ろにねじのようなものがついていて、つけたいところで2,3回時計回りに回すだけで、そこにくっつくんです。エリザベートごっこができちゃう!
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あるえ(こんな人)